会長就任のご挨拶
日本微生物資源学会長 矢口貴志
2023–2024年度に引き続き、2025–2026年度の会長を拝命するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
微生物資源は、ライフサイエンス研究のみならず、医療、環境、産業など幅広い分野の基盤を支える極めて重要な存在です。本学会はこれまで、微生物株の保存・管理およびその利活用の促進、さらには微生物系統分類学の発展に寄与することを目的として、継続的な活動を展開してまいりました。
具体的には、前者につきましてはカルチャーコレクション委員会および実務担当者委員会を中心に、後者につきましては微生物系統分類部会を中心に、多様な企画の立案と実行を重ねております。これらの活動は、国内における微生物資源の基盤整備のみならず、国際的な研究連携の推進にも寄与しているものと考えております。
また、幸いにも本学会は、2021–2022年度、2023–2024年度に続き、2025–2026年度においても公益財団法人発酵研究所の学会・研究部会助成に採択されました。これもひとえに、大熊前会長をはじめ、本助成の応募および採択にご尽力いただいた役員の先生方のご貢献の賜物であり、ここに深く感謝申し上げます。本助成を有効に活用し、微生物の分離・同定・分類・保存に関する活動を一層充実させるとともに、関連分野の研究のさらなる発展、特に次世代研究者の育成および国際化の推進に積極的に取り組んでまいりたいと存じます。具体的な施策につきましては、微生物系統分類部会を中心に理事会において検討を進めてまいりますので、会員の皆様におかれましては、本事業への積極的なご参加をお願い申し上げます。これにより、各会員の研究および実務のさらなる発展につながることを期待しております。
今後も本学会は、会員の皆様の研究活動および実務を支援するとともに、微生物資源に関わる学術分野全体の発展に寄与してまいります。会員の皆様におかれましては、引き続き学会活動へのご理解とご協力、ならびにご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
