日本微生物系統分類研究会
改組・改称趣意書 [2002年9月]
「微生物分類研究会」は昭和55年10月箱根・姥子温泉で産声をあげてから平成12年で創立20周年を迎え、同年10月27,28日の両日、東京大学山上会館においてシンポジウム形式の記念研究会を開催いたしました。また、同時に24名の方々の執筆協力を得て記念誌「日本の微生物分類−この20年」(163頁)を刊行することができました。そして、第21回研究集会(H13年度研究集会)の会務報告の中で、創立20周年を機に本研究会のあり方や運営方法についての検討を、下記4名の世話人に委ねられました。いろいろな角度から討議の結果、本研究会が今後更に発展するためには、これまでの研究会の理念や活動を基盤に、最低限の組織化・体制化を行う必要性があるとの結論に達しました。具体的には本研究会を発展的に改称し、新しい名称「日本微生物系統分類研究会(Japan
Society for Microbial Systematics)」のもとで早急に再編し、会則・役員・予算などを整備することです。
「微生物化学分類研究会」・「微生物分類研究会」がこれまで果たしてきた役割とインパクトを考えたとき、今回の改組・改称は今世紀(ゲノム生物学・生物多様性の科学の時代)を生き抜くための、また本研究会が担っている役割を果たす方策の一つと考えます。
つきましては、下記の4名の世話人を含む14名が発起人となり、平成14年9月27、28両日開催予定の第22回研究会(東京農業大学農学部厚木キャンパス、厚木市船子)において、「微生物分類研究会」から「日本微生物系統分類研究会」への改組・改称をお諮りすることになりました。準備しました「会則」(案)をご検討の上このたびの改組・改称の趣旨にご賛同賜わり、一人でも多くの方々に会員としてお加わりいただきたくここにお願い申し上げます。
発起人一同
発起人(アルファベット順)
天野 典英(サントリー)
辨野 義己(理化学研究所微生物系統保存施設)
平石 明 (豊橋技術科学大学)
三川 隆(三菱化学)
中瀬 崇(東京農業大学、BIOTEC in Thailand)
岡田 早苗(東京農業大学)
鈴木 健一朗(NITE 生物遺伝資源センター)
渡辺 信(国立環境研究所)
柳田 藤寿(山梨大学)
横田 明(東京大学)
(世話人)
江崎 孝行(岐阜大学)
関 達治(大阪大学)
杉山 純多(東京大学、NCIMB Japan)
内村 泰(東京農業大学)